中国経済指標の不振でリスク警戒の動き、ユーロドルなど下落もドル円は133円台で揉み合う=ロンドン為替概況

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中国経済指標の不振でリスク警戒の動き、ユーロドルなど下落もドル円は133円台で揉み合う=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、リスク警戒のドル買い・円買いの動き。ドル円が133円台前半から半ばで揉み合う一方で、その他主要通貨に対してはドルが買われ、クロス円が下押しされている。この日発表された中国の小売売上高、鉱工業生産、不動産投資などがいずれも予想を下回ったことが中国景気への警戒感につながった。また、中国が1年物MLFを予想外に引き下げたことで、人民元安・ドル高が進行。ドル買い圧力となった面も。序盤は先週の米株高を受けて買い先行となった欧州株だが、米株先物の反落とともに上値重く推移している。NY原油先物は92ドル付近から88ドル台割れへと大幅下落。リスク動向に敏感な豪ドルは、対ドルでは0.70台前半、対円では93円台後半へと大きく値を下げた。ドルカナダは一時1.29台乗せ、カナダ円は103円台前半まで下落。ユーロドルは1.02台半ばから1.01台後半まで、ポンドドルは1.21台割れから1.20台半ばまで下落。ユーロ円は136円台半ばから136円台割れ、ポンド円は161円台半ばから160円台後半へと下落する場面があった。欧州・ロンドン時間には目立った新規材料は出ていない。

 ドル円は133円台前半での取引。週明け東京朝方に133.60レベルの高値から132.92レベルの安値まで下押しされたあとは、下げ渋りとなっている。ロンドン序盤に133.50台まで反発したが、その後は133円台前半で売買が交錯している。ドル円以外の主要通貨でのドル買い、クロス円の下落とリスク警戒の動きが広がるなかで、ドル円はドル買い・円買いの両面で動きにくくなっている状況。

 ユーロドルは1.02付近での取引。東京朝方の1.0268近辺を高値にロンドン序盤には1.0186近辺まで下押しされた。その後は1.02台を回復も上値は重い。ユーロ円はロンドン朝方に136.70台まで買われる場面があったが、すぐに売りに押し戻された。136円台割れから安値を135.85近辺まで広げている。その後は136円を挟んで売買が交錯。対ポンドではややユーロ売りが優勢。7月独卸売物価指数は前月比マイナス0.4%に転じた。前年比の伸びは+19.5%と高い水準も、前回からは伸びが鈍化した。
 
 ポンドドルは1.20台後半での取引。東京朝方につけた1.2148近辺の高値を付けた後は売り圧力が継続。ロンドン時間に入ると1.21台割れから一時1.2050近辺まで下押しされた。その後は下げ一服となっている。ポンド円は東京朝方の162.14近辺を高値に、その後は上値重く推移。ロンドン時間には161.50付近で上値を抑えられて、一時160.63近辺まで安値を広げた。その後は161円を挟む水準で推移している。対ユーロではややポンド買いの動きだが、0.84台後半から前半と値動きは限定的。この日は目立ったポンド関連の材料は出ていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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