アジア株 香港株は1.6%高、ハイテク関連に買い ネット規制緩和受け業績改善期待が高まる
アジア株 香港株は1.6%高、ハイテク関連に買い ネット規制緩和受け業績改善期待が高まる
東京時間14:03現在
香港ハンセン指数 21867.58(+335.91 +1.60%)
中国上海総合指数 3219.15(-22.62 -0.70%)
台湾加権指数 16644.73(+131.85 +0.80%)
韓国総合株価指数 2625.41(-0.93 -0.04%)
豪ASX200指数 7115.30(+19.56 +0.28%)
インドSENSEX30種 55001.11(-106.23 -0.19%)
アジア株は高安まちまち。
香港株は1.60%高、2カ月ぶり高値をつけている。中国当局がオンラインゲームの販売許可リスト60タイトルを公表したことが材料視されており、アリババやテンセント、美団などハイテク関連が総じて上昇している。前日にはWSJが中国当局が配車アプリ滴滴出行の調査を終了し、同社アプリをアプリストアに戻す方針だと報じていた。中国政府は国内のインターネットセクターの正常化に向け規制を緩和しており、同セクター全体の業績改善が期待される。また、中国各地でのコロナ規制緩和を受け、マカオのカジノ収益が回復していることから、サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も上昇している。
豪州株は0.28%高、値ごろ感による買い戻しが続いている。前日は豪中銀の金融引き締めを受け大幅下落した。豪中銀は、CPIを中銀目標水準に戻すために必要な措置を講じると表明している。
上海株は下落。序盤に2カ月ぶり高値をつけたことから調整売りに押されているもよう。不動産や資本財関連が下落している。
インド株は0.19%安、インド中銀の金融引き締めを受け下げ幅を拡大する場面も見られたが影響は限定的。インド中銀はきょう政策金利を4.40%から4.90%に引き上げた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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