アジア株 香港株は0.5%高、不動産株が上昇 中国恒大ドル建て債利払い実施でひとまず安心感広がる
アジア株 香港株は0.5%高、不動産株が上昇 中国恒大ドル建て債利払い実施でひとまず安心感広がる
東京時間14:09現在
香港ハンセン指数 26156.14(+138.61 +0.53%)
中国上海総合指数 3598.18(+3.40 +0.09%)
台湾加権指数 16891.49(+1.98 +0.01%)
韓国総合株価指数 3009.49(+2.16 +0.07%)
豪ASX200指数 7412.70(-2.67 -0.04%)
インドSENSEX30種 61309.89(+386.39 +0.63%)
アジア株は高安まちまち、週末を前に積極的な売買は手控えられている。
香港株は0.53%高、恒大集団の経営危機に対する懸念が後退している。不動産株が総じて上昇。龍湖集団は6.4%高、華潤置地は4.9%高、中国海外発展は3.9%高。舜宇光学科技や瑞声科技などハイテク関連も軒並み上昇している。
中国恒大集団は4.2%高。9月23日期限の8350万ドル相当のドル建て債の利払いを実施、債券保有者は土曜日を前に利払いを受け取ると証券時報が報じた。あす23日の猶予期間を目前にデフォルトは回避したことになる。市場ではいったん安心感が広がっているものの、今後も利払い期日が相次いで到来する予定となっており、依然としてデフォルト懸念は残っている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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