ドル円の買い戻しがやや優勢に=東京為替概況
ドル円の買い戻しがやや優勢に=東京為替概況
連休明けの東京市場でドル円は109円台前半から109円60銭台を付ける動きとなった。中国の不動産大手恒大集団の債務問題懸念などを受けて、ドル円は週明けの市場で110円台から109円30銭台まで値を落としたが、東京市場ではやや買い戻しの動きに。
日経平均が大きく値を落とし、リスク警戒の動きにつながったが、昨日のNY市場での株安などを受けて、日経平均の下げは織り込み済みとなっており、下値を押すだけの勢いに欠けた。
ユーロドルは1.17台前半のもみ合いに。ドル安の流れから1.1720台から1.1740前後まで上昇の場面もそこまで。
20日に行われた総選挙の開票が行われたカナダは、トルドー首相率いる与党自由党が第1党を確保したとの報道でカナダ買いに。ドルカナダは1.28台前半から1.2750台までドル安カナダ高が進む場面が見られた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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