【海外市場の注目ポイント】6月の米雇用統計など
日本時間午後9時半に6月の米雇用統計が発表される。失業率の大方の予想が5.6%、非農業部門雇用者数の大方の予想が72万人増となっており、失業率が前月の5.8%から低下、非農業部門雇用者数の伸びが前月の55万9000人増から加速するとみられている。一部の州で失業給付上乗せ措置が打ち切られており、雇用の拡大につながるものと見込まれている。非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回れば、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には5月の米貿易収支、同午後11時には5月の米製造業受注も発表される。5月の米貿易収支は、大方の予想が713億ドルの赤字となっており、前月の689億ドルの赤字から赤字幅が拡大すると見込まれ、5月の米製造業受注は、大方の予想が前月比1.6%増となっており、前月比では2カ月ぶりに増加するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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