豪ドル/ドルとNZドル/ドルが一時上昇、ユーロは弱い=東京為替前場概況
東京外為市場、午前10時ごろまでは全般にドル高と円高がやや優勢となっていたが、米中商務長官の電話会談が行われ、貿易や投資の関係を推進することに一致と伝えられると、オセアニア通貨を中心にリスク選好のドル安へと地合いが反転した。豪ドル/ドルは0.7735ドル付近まで、NZドル/ドルは0.7182ドル付近まで一時上昇した。
ユーロが弱く、ユーロドルは1.2167ドル付近まで、ユーロ円は133.28円付近まで、ユーロポンドは0.8619ポンド付近まで、それぞれ下落。欧州中央銀行(ECB)理事会やラガルド総裁の会見を今夜に控えて、ポジション調整のユーロ売りが出ているもよう。
ドル円は午前9時ごろにつけた109.68円付近を本日高値に、109.52円近辺までのじり安となった。本日は5・10日(ゴトウビ)であるものの、仲値にかけての実需のドル買いは限定的と観測されているようだ。
日経平均株価は3日ぶりに反発。前引けでは前営業日比121.90円高の2万8982.70円となった。
午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=109.55円、ユーロドルは1ユーロ=1.2170ドル、ユーロ円は1ユーロ=133.32円、ポンド円は1ポンド=154.68円、豪ドル円は1豪ドル=84.69円、NZドル円は1NZドル=78.63円、スイス円は1スイスフラン=122.28円、カナダ円は1カナダドル=90.40円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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