【これからの見通し】ドル高ポンド高に対する調整が続くのか

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【これからの見通し】ドル高ポンド高に対する調整が続くのか

 今週はドル高やポンド高に対する調整の動きが優勢になっている。年初から約3カ月間は米債利回り上昇とともにドル高が進行。また、米国と英国のワクチン接種の進展が日本や欧州に先んじていることを受けて、対ユーロを中心にポンド買いの流れも形成された。しかし、4月に入ってからはドル安とポンド安が同時進行しており、相場の流れが変化している。

 足元では、英アストラゼネカ製ワクチンの副反応についての報道が相次いでいる。一部に血栓症を併発する症例が認められたことが背景。大枠ではワクチン接種のメリットがデメリットを上回ると欧州当局が明言している。しかし、接種年齢の制限など条件付きの判断も各国で報じられており、いささか不安な材料となっている。

 このあとの海外市場では調整の流れが続くのかどうかが注目されよう。ただ、ロンドン市場とNY市場ではしばしば流れが逆転することがあり、かなり神経質な相場展開がみられている。きょうも流れを決め打ちすることは困難かもしれない。

 各通貨のポイントとしては、ドル円の110円がレジスタンス水準となっているかどうかの確認。これが再び確認されるようだと、ドル安の流れ継続ということになろう。

 逆に、ドル安方向の流れが一服する可能性もある。調整の調整といった短期筋のありがちな行動だ。この点については、ユーロドルの1.19台が重くなるかどうかで判断してみたい。

 ポンドに関しては、対ユーロでのポジション調整圧力が続いている。ユーロポンドが再び0.8650超えを試すのかどうか気を付けてみたいところだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏生産者物価指数(2月)、南ア製造業生産高(2月)、米新規失業保険申請件数(3日までの週)など。米新規失業保険申請件数は68万件と予想されており、前回の71.9万件からの改善が見込まれている。

 発言イベント関連では、ブラード・セントルイス連銀総裁、パウエルFRB議長、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁などのイベント参加が予定されている。ECB議事録(3月11日開催分)が公表される。昨日はクノット・オランダ中銀総裁が、経済回復が基本シナリオ通りの場合、PEPPは第3四半期から段階的な縮小が可能となろう、と発言した。ECBメンバーがタカ派方向に傾いているのかどうかの確認をしておきたい。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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