アジア株は全面安 ハイテクやエネルギー関連が下落 米中関係悪化もやや懸念視、米中外交トップ会談
アジア株は全面安 ハイテクやエネルギー関連が下落 米中関係悪化もやや懸念視、米中外交トップ会談
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 29015.02(-390.70 -1.33%)
中国上海総合指数 3426.91(-36.16 -1.04%)
台湾加権指数 16104.45(-183.39 -1.13%)
韓国総合株価指数 3047.83(-18.18 -0.59%)
豪ASX200指数 6717.20(-28.71 -0.43%)
インドSENSEX30種 49108.81(-107.71 -0.22%)
アジア株は全面安。きのうのナスダック大幅安やNY原油急落が嫌気されており、ハイテクやエネルギー関連が大幅安に。
香港市場では中国石油天然が6.3%安、中国海洋石油が4.7%安、中国石油化工が3.7%安。台湾市場ではTSMCなど半導体関連がほぼ全面安に。
豪州株は約1週間ぶり安値も下値では買い戻しの動きも見られる。不動産やコミュニケーション関連が買われている。きょう発表された2月豪小売売上高(速報)は前月比-1.1%と予想外の減少となった。メルボルンなど一部都市でロックダウンが再導入されたことが影響した。ただ、新型コロナワクチン接種の広がりや、豪政府による刺激策を受け、来月は増加に転じるとの見方が強い。
上海株は1.04%安。米中関係悪化がやや懸念されているもよう。米中外交トップによる会談がきのうから行われている。米国側は中国の行動は国際秩序や人権を脅かしていると非難。一方、中国側は米国は根拠なく政策を批判していると非難した。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。