アジア株は下落、利益確定売りに押される 韓国株は大幅反落、38日ぶりに600人台のコロナ新規感染者
アジア株は下落、利益確定売りに押される 韓国株は大幅反落、38日ぶりに600人台のコロナ新規感染者
東京時間11:04現在
香港ハンセン指数 30647.99(-98.67 -0.32%)
中国上海総合指数 3655.09(休場)
台湾加権指数 16286.98(+484.58 +3.07%)
韓国総合株価指数 3118.57(-44.68 -1.41%)
豪ASX200指数 6868.00(-49.27 -0.71%)
アジア株は台湾を除いて下落、利益確定売りに押されている。また、米株先物やNY原油価格が下げていることも嫌気されている。
春節休場明けの台湾株は大幅高、史上最高値をつけている。ハイテクやエネルギー、資本財など幅広い銘柄が上昇している。TSMCは4.8%高、生産拡大を受け従業員を増やす計画を発表した。
韓国株は1.41%安、高値警戒感による調整売りに押されているほか、同国での感染再拡大も懸念されているもよう。韓国で新たに621人の新型コロナウイルス感染者が確認された。600人超えは1月10日以来、38日ぶりとなる。旧正月が影響したもよう。旧正月連休中(11日-14日)には多くの人が移動し、家族の集まりなどが目立った。韓国政府は15日にソウル首都圏を対象に警戒レベルを引き下げたばかりだが、今の感染状況を見ると感染が再拡大しかねないとの懸念もある。

執筆者 : MINKABU PRESS
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