アジア株は全面安 米株先上昇も下げ渋らず、不安材料多く警戒ムード継続
アジア株は全面安 米株先上昇も下げ渋らず、不安材料多く警戒ムード継続
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 24318.50(-305.84 -1.24%)
中国上海総合指数 3282.58(-33.84 -1.02%)
台湾加権指数 12547.63(-115.93 -0.92%)
韓国総合株価指数 2385.43(-16.48 -0.69%)
豪ASX200指数 5868.40(-139.44 -2.32%)
アジア株は全面安、米株大幅安を嫌気して売り優勢で始まっている。高値警戒感による調整売りに押され、前日の米株価指数は大幅下落した。ダウ平均は632ドル安、ナスダック指数は4%超下げて取引を終えた。一部では米大統領選後まで調整売りは続く可能性があるとの声も聞かれる。S&P500種への採用見送りから失望売りに押された電気自動車大手のテスラは21%安と過去最大の下げを記録した。
米株価指数は時間外で上昇に転じているものの、米中対立激化や英国の合意なきEU離脱懸念、原油安、英アストラゼネカの新型コロナワクチン試験中断など不安材料が相次いでおり、市場では警戒ムードが強まっている。
韓国と豪ビクトリア州で3日連続で新型コロナ新規感染者数が増加していることも、やや気がかり。

執筆者 : MINKABU PRESS
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