アジア株 上海株は小幅続落も下値では買い入る、16日発表の中国GDPへの期待高まる
東京時間11:02現在
香港ハンセン指数 25729.82(+2.41 +0.01%)
中国上海総合指数 3379.10(-4.23 -0.12%)
台湾加権指数 12148.88(+75.20 +0.62%)
韓国総合株価指数 2177.26(+27.01 +1.26%)
豪ASX200指数 5955.10(+35.89 +0.61%)
アジア株はまちまち。
上海株は小幅続落。高値警戒感による利益確定の売りが優勢も、下値では景気回復期待による買いも入っている。市場では今週発表される中国GDPへの期待が高まっているもよう。16日に予定されている中国の第2四半期GDPは、前年比+2.2%予想と、前回の記録的なマイナス成長-6.8%から大きく回復し、プラス成長になる見込みとなっている。
一方で、米中関係悪化は懸念材料。トランプ米大統領は先週末、米中第2段階合意の可能性について聞かれ、「それは考えていない」と答えた。ナバロ米大統領補佐官は、中国「ティックトック」と「ウィーチャット」に対し、トランプ氏が強硬な手段を講じる見通しを示した。そのほか、クドローNEC委員長は、米投資家に対し、中国への投資は賢明ではないと忠告したとの報道も伝わっており、米政権は中国に対する強硬姿勢を強めている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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