【海外市場の注目ポイント】２月の米生産者物価指数など

　日本時間午後９時半に２月の米生産者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比３．３％上昇、コアの大方の予想が前年比３．５％昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の３．５％上昇、３．６％上昇から鈍化するとみられている。前日に２月の米消費者物価指数が発表されており、予想を下回っていた。２月の米生産者物価指数も同様の結果になるようであれば、ドルが売られる可能性がある。
　
　また、このあとの海外市場では、欧州の中銀関係者が相次いで発言する。日本時間午後６時にレーン・フィンランド中銀総裁が講演、同午後６時１５分にデギンドス欧州中央銀行（ＥＣＢ）副総裁が討論会に参加、同午後７時にブイチッチ・クロアチア中銀総裁とマクルーフ・アイルランド中銀総裁が講演、同午後９時にマクルーフ・アイルランド中銀総裁が講演、同１４日午前１時にオーストリア中銀のホルツマン総裁とコッハー次期総裁が講演、同１４日午前２時半にナーゲル独連銀総裁とビルロワドガロー仏中銀総裁が討論会参加することになっている。
　
MINKABU PRESS