修正:反落、OPECプラスの暫定合意に失望=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=22.76(-2.33 -9.29%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比2.33~1.35ドル安。その他の限月は0.92ドル安~0.21ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心としたOPECプラスが日量1000万バレルの減産で暫定合意したものの、新型肺炎による需要の減少幅のほうがかなり大きく、供給過剰の解消に向けて不十分とみられている。米国などOPECプラス以外の産油国の協力は今のところ不明。10日の20カ国・地域(G20)エネルギー相会合で最終的な協調減産の規模が決まる見通し。
時間外取引で5月限は堅調に推移。通常取引開始が近づくと値動きが荒れ、一時マイナス転換したが、通常取引序盤には28.36ドルまで上げた。ただ、買いが強まったのは一時的で、その後は22.57ドルまで値を下げた。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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