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パンデミック宣言を意識し円買い加速、資源国通貨は叩き売りに=東京為替概況

今日の為替 

 28日の東京為替市場でドル円は108円後半まで円高・ドル安推移し、今月4日以来の安値を更新した。

 来週にかけて新型コロナウイルスの感染が各国で広がる可能性が高く、リスク回避の円買いが止まらない。世界保健機関(WHO)がパンデミックを宣言する可能性が意識されている。世界経済のけん引役である中国に続き米国でも景気が急減速する見通しであることもドルを円を圧迫。トランプ米大統領は米連邦準備理事会(FRB)に利下げを要求している。

 新型コロナウイルスの蔓延によって日本のインバウンド需要はほぼ消滅しているほか、中国からの物流が停滞していることで、日本経済は昨年10-12月期に続き縮小しリセッション入りする見通しであるが、先週のような円売りは見られず円買い一色となっている。

 ユーロ円は119円後半、ポンド円は140円前半、豪ドル円は71円前半、NZドル円は67円後半まで下落。円が全面高となっており、豪ドル円やNZドル円は年初来安値を更新。

 ユーロドルは1.09ドル後半で推移。1.11ドルの節目に達した後はドル売りが一服気味。一方で、カナダドルや豪ドルなど資源国通貨は対ドルで下落。米中経済の減速で資源需要は縮小する公算。ドル/加ドルは1.34加ドル半ばまでドル高・加ドル安推移し、昨年6月以来の加ドル安水準を更新。豪ドル/ドルは0.65ドル前半まで下落し、2009年3月以来の豪ドル安水準を塗り変えた。

MINKABU PRESS

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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