反落、主要産油国による会合を控えて=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=67.00(-0.45 -0.67%)
6日の石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合を控えて売りが優勢となった。報道で伝わっているように日量41万1000バレルの増産が合意に至る見通し。OPECプラスで協調減産を実施してきた8カ国は、協調減産の解消を引き続き急ぐと見られている。米相互関税の上乗せ分の一時停止期限が来週9日に迫っているものの、ほとんどの国との交渉が難航しており、期限到来による関税引き上げによって世界経済が打撃を受けるリスクがあることも重し。
時間外取引で8月限は軟調に推移した後に切り返すと、67.58ドルまで強含んだが、プラス圏での推移は一時的だった。通常取引開始後は売りが優勢となり、66.53ドルまで軟化。ただ、売りも続かず安値から切り返して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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