調整ムード広がり円高郵政、豪ドルは下げ基調が続く=ロンドン為替概況

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 14日のロンドン市場、最初の動きはユーロ高ドル安となった。独第3四半期GDP速報値が予想に反して前期比プラス圏となり、リセッション入りが回避されたことがユーロ買いにつながった。一方で東京午後から見られた米長期債利回りの低下が強まり、ドル全般の売りも見られた。ユーロドルは1.0990台から1.1016近辺までと大台を回復する動きに。
 ドル安の動き中でドル円は頭の重い展開も、序盤は108円70銭台でもみ合い。その後は円高が優勢となった。寄り付きからマイナス圏推移となった欧州株が軟調な動き、特に独DAXでの自動車及び同関連分野の下げがきつく、ダイムラーが3%以上下げる場面などが見られる中で、リスク警戒の動きが広がった。ドル円は東京市場の安値を割り込み108円50銭台を付ける動きに。ユーロ円でのユーロ売り円買いが入ったこともあり、ユーロドルも朝の上昇が一変。上昇分を打ち消すだけでなく、1.0990割れを付けるなど、東京市場の安値を割り込む動きに。

 東京午前9時半に発表された豪雇用統計で雇用者が予想に反して減少したことに加え、労働参加率が低下する中で失業率が悪化するなど厳しい状況が見られた豪ドルは、ロンドン市場に入っても売りが優勢に。中国小売売上高、鉱工業生産などの弱い数字も重しとなった。ロンドン市場に入っても来月の理事会での利下げ期待の高まりと、来年の5月以降とみられていた利下げ見通しの前倒し期待で豪ドル売りが継続し、東京市場の安値を更新して対ドルで0.6781までと0.68台をしっかり割り込む動き。豪ドル円は73円60銭台と、東京朝から80銭近い下げに。

MINKABU PRESS 山岡和雅

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執筆者 : MINKABU PRESS

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