ドル円108円台前半の狭いレンジでの推移=東京為替概況
ドル円は108円台前半、18銭の狭いレンジでの推移。今晩のFOMCを控えて様子見ムードが強く、取引が低調。ユーロドルのレンジは14ポイント。主要通貨は軒並み小さい動きに。
ポンドは若干頭の重さが目立った。昨日のNY市場で大きく上昇した分の調整が出た格好で、対ドルで1.25割れの動きに。目立った材料が出たわけではなく、合意なき離脱懸念後退などで買いが入った昨日の動きに対して、FOMCを前に少し調整が入る展開に。
ユーロドル、豪ドルなどもレンジは非常に狭いながら、若干ル高。FF金利先物動向などを受けて、CMEFEDWATCHで計算されたFOMCでの据え置き確率が一部上昇していることが背景にありそう。もっとも直近で短期金利市場は資金ひっ迫などの理由で混乱気味で、実際の据え置き期待がどこまで高まっているかは未知数。基本的に0.25%の利下げを織り込みという状況は変わらずか。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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