ロンドン序盤はドル売り先行、ドル円一時148.47レベル=ロンドン為替
ロンドン序盤はドル売り先行、ドル円一時148.47レベル=ロンドン為替
週明けロンドン序盤は、ドル売りが先行している。東京市場からの流れを受けた動き。米政府機関閉鎖への懸念がドル売りや円高圧力となって広がったことが背景。
ロンドン市場でもドル円は引き続き上値が重く、安値を148.47レベルまで広げてきている。ユーロドルは一時1.1733レベル、ポンドドルは1.3450レベルまで高値を伸ばした。米10年債利回りは4.14%を下回る場面があった。
ただ、足元ではドル売り圧力は一服してきており、ユーロドルは1.1710付近、ポンドドルは1.3430台へと小反落している。クリーブランド連銀総裁が「インフレをなお懸念している」「景気抑制的な金融政策スタンスの維持が必要」「中立金利まであと少しのところにいる」などとタカ派的な発言をしており、ドル売りの矛先を鈍らせているようだ。
一方、円高圧力は継続しており、ユーロ円は173.99レベル、ポンド円は199.58レベルまで本日の安値を広げている。ただし、欧州株は米株先物・時間外取引とともに堅調に推移している。
USD/JPY 148.58 EUR/USD 1.1719 EUR/JPY 174.13

執筆者 : MINKABU PRESS
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