ドル高の調整も終盤にかけてドル高優勢=東京為替概況
ドル高の調整も終盤にかけてドル高優勢=東京為替概況
昨日海外市場でドル円は148円90銭台とドル高円安が進行。ほぼ高値圏で東京朝を迎えると、一旦は利益確定の動きが広がり、午前中に148円56銭を付けた。7月の日銀会合議事要旨で利上げに向けた姿勢を示した委員が見られ、9月会合での2名の利上げ主張につながった流れから、日銀内での利上げに向けた動きが広がっているとの期待が円買いにつながった。もっとも安値からいったん148円85銭前後まで反発。再び下げて午後に148円60銭前後を付けるも、148円85銭前後へ反発と、下がると買いが出る展開。ドル買いの流れが継続している。
ユーロドルは昨日のドル全面高で1.18台から1.1728まで売りが出た。少し戻して始まるとドル高一服の流れから昼過ぎに1.1754を付けたが、その後1.1740割れまで下げるなど、こちらもドル高の意識継続。もっともすぐに1.1750台に戻すなど、ロンドン勢が参加してきてやや不安定な動きを見せている。
ポンドドルもドル高の調整に1.3440台から昼過ぎに1.3465を付けたが、その後1.3450を付けるなど、ドル高基調。
ユーロ円はドル円の調整もあって174円50銭前後まで午前中に調整売りが入ったが、その後反発。ドル円の堅調な動きもあって174円80銭台を付けている。ポンド円も午前中は調整の動きに200円を割り込み199円88銭をつけたが、午後に入って200円30銭前後まで上値を伸ばしている。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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