ドル指数は週末を挟んで低下継続=ロンドン為替
ドル指数は週末を挟んで低下継続=ロンドン為替
ドル指数は先週末に引き続き、週明けも低下している。東京朝方の98.181を高値に、ロンドン序盤には97.867まで水準を下げている。米10年債利回りが4.165%付近から4.14%を下回る動きに呼応している。米政府機関閉鎖が警戒されるなかで、ドルが売られているもよう。
通貨別ではドル円の下げが大きい。ハト派とみられた野口審議委員が、政策調整の必要性がこれまで以上に高まりつつあるとしたことが、追加利上げ観測につながる面が加わった。
ロンドン時間に入ってから、ハマック・クリーブランド連銀総裁が、インフレをなお懸念している、景気抑制的な金融政策スタンスの維持が必要、などと述べたことで、ドル売りの勢いが落ち着く面もあるようだ。ドル指数の下げの勢いも一服している。
ドルインデックス=97.94(-0.22 -0.22%)

執筆者 : MINKABU PRESS
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