円安・ドル安、ドル円159円付近 米市場安定化期待と日本消費者物価
円安・ドル安、ドル円159円付近 米市場安定化期待と日本消費者物価
日本経済統計を受け円売り優勢、米市場安定化(米金利低下)への期待からドルも下落している。ドル円は159円ちょうど付近でもみ合い。連続利上げが予想されているNZドルは対円で7月末以来の高値をつけている、対ドルでは6月1日以来の高値。
日銀の9月利上げはほぼ織り込まれており、追加利上げも視野に入っている。市場の関心は利上げペースとターミナルレートであり、9月会合で植田日銀総裁がタカ派姿勢を示すかが最大の焦点となる。来週は日銀消費者物価コア指標と東京8月消費者物価指数のほか、氷見野日銀副総裁の講演が予定されている。
きょう発表された日本の7月消費者物価指数は前年比+1.9%と前回から伸びが加速したものの、日銀目標である2%大台を7カ月連続で下回った。コアCPIも伸び加速も2%には届かなかった。7月の貿易収支は6345億円の赤字と、赤字幅が1年前から約4倍に急増。半導体輸出は堅調だったものの、原油などの輸入コスト急増に押された。
米イラン戦争が長期化するとの見方から原油価格は再び上昇している。ベッセント氏の長期債買い戻し拡大計画の効果は長続きせず、米長期金利は再び上昇し、計画発表前の水準まで戻っている。ただ、ベッセント氏は市場を支えるための「多くの手段」があると述べ、今週末か週明けにも財政健全化策を公表する予定だ。
執筆者 : MINKABU PRESS
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