クロス円堅調、日本貿易赤字拡大で円売り再開か 赤字幅1年前の4倍に
クロス円堅調、日本貿易赤字拡大で円売り再開か 赤字幅1年前の4倍に
日本の貿易赤字拡大を受けた円売りが再開する可能性がある。
東京市場は円売り優勢、ユーロ円は185円台を回復している。ドル円は一時158.57円付近まで上昇したが、ややドル売りに押され158.40円付近まで軟化している。
きょう発表された日本の7月貿易統計は輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支が-6345億円と、赤字幅が前年同月の-1563億円から約4倍に急増した。赤字は3カ月連続。半導体輸出は堅調だったものの、原油などの輸入コスト急増に押された。
弱い豪雇用統計を受け豪中銀の年内利上げ観測が後退している一方、NZ中銀は連続で利上げを実施する可能性があり、NZドルは対豪ドルで0.4%上昇している。NZドルは他の通貨に対しても堅調。対円で7月末以来の高値、対ドルでは6月1日以来の高値をつけている。
米財務省が長期国債の買い戻し拡大計画を発表したことで、米金利上昇が一服している。市場は金利の上昇が止まったことを歓迎しているが、長期金利を押し下げるには米イラン戦争の終結が不可欠だ。
トランプ米大統領はイランに「史上最も壊滅的」な経済措置を講じるほか、イランを支援する全ての国に「前例のない」経済的影響を与える方針。ただ、トランプ氏はこれまでにも脅迫と撤回を繰り返してきたため、今のところ市場は反応していない。NY原油先物は上昇するも値動きは限定的。
執筆者 : MINKABU PRESS
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