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【これからの見通し】先週の一連の米経済統計を通過し、中東有事リスクに目が向きやすい展開

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【これからの見通し】先週の一連の米経済統計を通過し、中東有事リスクに目が向きやすい展開

 本日の東京・アジア市場ではドル円が159円台後半へと上昇。介入後の戻り高値を更新している。ユーロドルは1.15台後半、ポンドドルは1.35台前半とややドル高の推移。クロス円は、ユーロ円184円台後半、ポンド円216円台前半など円安方向に振れている。

 中東情勢が再び混とんとしており、リスク動向のバロメーターとなるNY原油先物は85ドル台乗せへと上昇している。中東リスクが意識されるなかで、有事のドル買いと日本の交易条件悪化観測の円売りが混在する格好となっているようだ。

 先週には米CPI、米PPI、米小売売上高と一連の米経済統計発表を通過している。いずれもインフレの鈍化や小売の弱さが示されており、額面通りに受け止めるとドル売り材料となっていた。しかし、今週はイベント通過や夏枯れ、来週のジャクソンホール会議待ちなどの状況の下で、なかなか一方向には進みにくい局面となっている。

 このあとの海外市場では中東情勢に関連したNY原油先物動向に引き続き注目が集まりそうだ。ただ、ドル円は再び160円をうかがう水準となっており、介入警戒感も高まりやすい。かなり神経質な相場展開と想定しておいた方が良さそうだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、ドイツZEW景況感指数(8月)に続いて、輸入物価指数(7月)と輸出物価指数(7月)、住宅着工件数(7月)と住宅建築許可件数、鉱工業生産指数(7月)と設備稼働率、中古住宅販売成約指数(7月)など一連の米経済統計発表が控えている。カナダでは住宅着工件数(7月)が発表される。米住宅着工件数は134.5万件と前回の142.7万件からの減少が予想されている。鉱工業生産は+0.3%と前回の+0.1%から上昇する見込みだ。

 発言イベント関連では、レーンECBチーフエコノミストが金融政策について講演を行う。政治日程では、米予備選(アラスカ、フロリダ、ワイオミング)が予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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