米ドルがG10通貨に対し全面高、円が最弱・クローネが唯一のプラス=ロンドン為替
米ドルがG10通貨に対し全面高、円が最弱・クローネが唯一のプラス=ロンドン為替
ロンドン序盤は、先週末の米雇用統計通過によるイベントリスクの一服を受け、改めて米ドル買い・他通貨売りが優勢となりドル全面高の様相を呈している。
過去24時間の主要G10通貨の対米ドル変化率を見ると、対円での上昇率が最も大きく、162円台前半で上値を追う動き。円が最弱通貨となっている。日米金利差や国内の構造的な実需の円売りフローが意識される中、日本の積極財政への警戒感も加わっている。
他方、欧州通貨やオセアニア通貨が軒並み対米ドルで軟調に推移する中、ノルウェークローネ(NOK)のみが唯一プラス圏(対ドルでクローネ高)を維持している。OPECプラスの増産報道に対して原油市場がすでに織り込み済みでアク抜けの反応を示しており、ここ1カ月間、原油安と連れ安していたクローネに買い戻しが持ち込まれる独自の値動きとなっている。
全体として、米ドルの買い戻し圧力が他通貨の重石となる中、通貨ペアごとの強弱が鮮明に出る展開となっている。
USD/JPY 162.28 USD/NOK 9.8348
執筆者 : MINKABU PRESS
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