介入リスクを理由にドル円の戦術的ショート推奨も=NY為替
その後、ドル円は下げ渋ってはいるものの160円台での推移が続いている。本日は米雇用統計を受けてドル売りが強まっており、ドル円は160円台に急落。今回の数字を受けて、市場はFRBの利上げ期待をさらに後退させている。短期金融市場では10月利上げを完全には織り込めていない状況。年内1回の利上げに変化はないものの、先週のPCE価格指数と合わせて、期待感は後退する内容ではある。
市場では介入警戒感が高まっており、明日はNY市場が独立記念日の振替休日で休みであることから、板が薄い中で日本の当局が介入を実施してくるのではとの観測も出ている模様。
ストラテジストからは、介入リスクを理由に今後数週間のドル円の戦術的ショート推奨が出ている。日本当局が円を支えるために為替介入を実施する可能性が高まっているマクロ環境になっていると指摘。米国の祝日を控え、ドル円のロングポジションが積み上がっていることを踏まえると、現在の相場環境は魅力的だという。
最近の米国と日本の当局者のやり取りから、財務省と日銀は介入に向けたゴーサインを得ているように見えるとも述べている。下値目標を155.80円、損切り水準を163.20円としている。
また、ドル高がさらに進むには、7月のFRBの利上げが必要になるが、そのハードルは非常に高いと見ているとも述べているほか、季節性の観点からも7月は一般的にドル安になりやすいと指摘している。
USD/JPY 160.92 EUR/JPY 184.20
GBP/JPY 215.00 AUD/JPY 111.51
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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