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ドル買い優勢も、通貨ごとにまちまち、明日の米雇用統計に関心集まる=ロンドン為替概況

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ドル買い優勢も、通貨ごとにまちまち、明日の米雇用統計に関心集まる=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。あすの米雇用統計に関心が集まるなかで、ベッセント米財務長官が強い結果となることを示唆したことが背景。ただ、値動きは通貨ごとにまちまちとなっている。ドル円は162円台後半に高止まりしている。日米金利差を下支えに底堅く推移しているが、介入警戒感が上昇スピードを抑制している。ユーロドルは1.14台前半から1.13台後半まで軟化した。ユーロ圏CPIの伸び鈍化を背景に、7月ECB利上げ観測が後退している。最近の大幅な原油安の影響が色濃く出ている。一方、ユーロ対ポンドではポンドが堅調。ロンドン時間にはポンドドルが1.32台前半から後半まで下げ渋っている。バーナム新政権への期待が早くも市場に反映されている面が指摘される。このあとのNY市場では、明日の米雇用統計の前哨戦となる米ADP雇用統計やISM製造業景気指数の発表、ウォーシュ米FRB議長の発言予定などを控え、神経質な展開が見込まれる。

 ドル円は162円台後半での取引。東京朝方の162.53付近を安値に、東京昼過ぎには162.84付近まで高値を更新した。その後は上記のレンジ内での揉み合いが続いている。明日の米雇用統計を控えて一段のドル高への思惑が広がっている。一方で、すでに危険水域となっていることで介入警戒感も高く、神経質に売買が交錯している。

 ユーロドルは1.14付近での取引。東京早朝の1.1423付近を高値に、その後は軟調な流れとなっている。ロンドン序盤には安値を1.1385付近まで更新した。足元では1.14付近へと下げ渋っている。原油安を背景にユーロ圏CPIの伸びが鈍化しており、市場の7月ECB利上げ観測は後退してきている。ユーロ円も東京早朝の185.76付近を高値に上値重く推移。ロンドン時間には一時185.25付近まで下押しされた。対ポンドでもユーロは軟調。

 ポンドドルは1.32台半ばでの取引。東京早朝の1.3262付近を高値に、ロンドン序盤には1.3229付近まで下押しされた。しかし、その後は1.32台半ばへと下げ渋っている。ポンド円も振幅。東京早朝の215.60付近からロンドン序盤には215.21付近まで安値を広げた。その後は215.60台へと高値を伸ばしてきている。ユーロポンドは0.8618付近から0.8593付近まで下落しており、ポンド買いが優勢になっている。ポンドにとっては新政権への期待が下支えとなる面も指摘される。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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