ドル円157.55近辺、ユーロドル1.1750近辺=ロンドン為替
ドル円157.55近辺、ユーロドル1.1750近辺=ロンドン為替
ロンドン午前、ドル円は157.55近辺、ユーロドルは1.1750近辺で推移している。いずれも値動きは落ち着いており、前日比ドル高水準で揉み合っている。
ドル円は東京午前に157.20付近を安値に買われ、東京終盤にかけて157.75付近まで高値を伸ばした。原油高とともに有事のドル買いの流れとなっていた。しかし、157円台では介入警戒感もあるなかで、日本時間午後3時前に一気に156.78付近まで急落した。市場では介入もしくはレートチェック観測が広がった。しかし、すぐに157円台前半へと買い戻された。ロンドン時間には157.65付近まで上昇し、ほぼ下げを解消している。ベッセント米財務長官と高市首相が会談を行ったが、緊密な連携を確認した程度で明確な円安けん制まではみられていない。
ユーロドルは東京朝方の1.1788付近を高値に、ほぼ一貫して下落している。ロンドン時間に入ると1.1750を割り込んで、安値を1.1739付近に更新している。足元では1.1750付近での揉み合いに落ち着いている。この日発表された5月独ZEW景況感指数は-10.2と前回の-17.2から改善したが、引き続きマイナス圏にとどまった。直近の中東情勢の緊迫化を反映し切れていないとの声もあり、ユーロ買い反応はほとんど見られなかった。
ポンドドルもドル買い圧力に押されている。東京早朝の1.3615付近を高値に、ロンドン序盤には1.3502付近まで安値を広げた。中東有事のドル買い圧力に加えて、英政情不安がポンド売り圧力となっている。直近の地方選での与党・労働党の大敗を受けて、スターマー英首相退陣論が高まっているもよう。英国債が大幅に下落(利回りは上昇)しており、30年債利回りは1998年以来の高水準となった。いわゆる英国売りの構図となっている。ただ、スターマー英首相は辞任を再三否定しており、首相に留まる意思を表明している。足元では、ポンド売りは一巡し、ポンドドルは1.3550付近まで買い戻されている。
USD/JPY 157.52 EUR/USD 1.1746 GBP/USD 1.3546
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。