やや様子見ムード、ドル円は157.00円を挟んでの推移=ロンドン為替概況
やや様子見ムード、ドル円は157.00円を挟んでの推移=ロンドン為替概況
週明け11日のロンドン市場でドル円は落ち着いた動きを見せた。東京市場でイラン紛争の長期化懸念を受けた貿易赤字拡大への警戒感から円売りがやや優勢となり、早朝の156.40円台から午前中に157.18円まで上昇。その後はロンドン市場にかけてもみ合いに終始した。上値の重さもあって、ロンドン午前に157円を割り込む場面も156.90円台までの売りにとどまり、その後の反発は157.16円までと東京午前の高値に届かず、上下ともに動きにくい展開となっている。
日本の通貨当局によるドル売り円買い介入への警戒感から、市場は157円台での買いに慎重。一方で中東情勢もあってドル買いの意識が見られ、下がると買いが出る展開となっている。
ユーロドルは1.17台後半での推移。東京午後からロンドン朝にかけて1.1750ドル割れまで売りが出たが、すぐに買い戻しが入ってもみ合いとなった。ECBの早期利上げ期待が広がっており、ユーロの支えとなっている。
ユーロ円はオセアニア市場での円高進行で183.80円台を付けた後、ユーロ高円安が優勢となった。東京午前のドル円の上昇局面で184.80円台まで上昇。その後ロンドン朝にかけての押し目は184.60円付近までにとどまり、その後対ドル、対円でユーロ買いが出て185.02円まで上値を伸ばした。ドル円の介入警戒感が上値トライのハードルとなっているが、地合いは堅調。
ポンドドルは1.3600ドルを挟んでの推移。ユーロドル同様に堅調地合いでロンドン午前に1.3610ドル台を付けたが、グリーン英MPC委員が「イラン情勢の展開を見極めてから利上げの是非を判断することが賢明」と利上げに慎重姿勢を示したことで、いったん少し売られたこともあり、一方向の動きにならず。いったんの押し目は1.3580ドル台までにとどまり、その後1.3610ドル台を付けるなど、堅調地合いは継続。
ポンド円はオセアニア市場での円高で212.20円まで下落した後、ユーロ円同様に大きく切り返した。ロンドン市場で213.80円台まで上昇した後、対ドル同様にいったんポンド売りが入ったが、213.50円割れではすぐに買いが出て、その後高値を更新し、一時213.87付近まで上昇した。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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