ユーロドル、ECBの6月利上げへの期待がイラン情勢の懸念を背景とした下落を抑制=NY為替
きょうのユーロドルは、1.17ドル台半ばを挟んでの上下動に終始している。21日線の上を維持しており、3月中旬以降のリバウンド相場を堅持しているものの1.18ドル台には慎重な雰囲気が続いている。一方、ユーロ円は日本の当局による介入観測で上値は重くなっているものの下押しする動きもなく、上昇トレンドは維持している状況。
アナリストは、ECBの6月利上げへの期待がイラン紛争への懸念を背景としたユーロドル下落を抑制していると指摘。原油価格が高止まりする中、ECBは引き続きタカ派姿勢を維持するとの見方を示している。
今週の水曜日のラガルド総裁とレーンECB専務理事の講演が、6月利上げの期待を高める可能性があり注目されるという。ただし、イラン情勢に進展がなければ、今週中にユーロドルが1.18ドルを完全突破するのは難しいとの見方も示した。さらに、明日の米消費者物価指数(CPI)が強い内容となれば、1.17ドルを下回るリスクの方が大きいとも指摘している。
EUR/USD 1.1777 EUR/JPY 185.06 EUR/GBP 0.8632
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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