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【本日の見通し】介入と見られる動きを受けて、当面は円売りに慎重か

為替 

【本日の見通し】介入と見られる動きを受けて、当面は円売りに慎重か
   
 昨日の市場でドル円は160円台後半を付ける展開から、155.57円まで一時ドル安円高が進行した。1日の値幅は5円を超えている。片山財務相や三村財務官からのドル売り円買い介入を示唆する非常に強い牽制が、ドル売り円買いのきっかけとなった。また、一部メディアの取材で、政府関係者が介入の実施を認めたとする報道も見られた。
  
 安値からドル円は少し反発したものの、156円台での推移が中心となっており、上値の重い展開が続いている。ユーロ円やポンド円でも円売りが続くなど、円安の勢いが強まっている状況ではあったが、ドル円自体は堅調ながらも1日の変動率がそれほど高くない中での介入実施となった。これにより、日本当局の円安牽制の姿勢が強く意識されており、上値を抑える要因となっている。
  
 また、1回の介入で5円超の変動幅が生じたという影響の大きさも、ドル買い円売りを躊躇させる要因となっている。
  
 今後157円台などが重くなった場合、ポイントとなるのは155.00円前後となりそうだ。同水準を割り込むようだと、流れがいったん下を向く可能性がある。
  
 ユーロ円は187円台半ば超えまで上昇する展開となっていたが、ドル円での介入の可能性がある動きを受けて182.31円まで一時売りが出た。その後183円台を回復したものの、ドル円同様に円売りに対する警戒感があり、上値が重くなっている。184.50-185.00円あたりが戻りの目途となりそうだ。
  
 ユーロドルは1.1740ドル前後まで上昇。ドル円でのドル売りに加え、市場予想通り据え置きとなったECB理事会でインフレ警戒が示され、利上げについて詳しく議論されたことが買いを誘っている。
  
 この後も対ドルでの堅調地合いが意識される展開か。
  
 ポンド円は216.60円を付ける動きから210.47円まで下げた。その後213円台まで反発しており、ユーロ円などに比べても反発の勢いが強い。英中銀会合は市場予想通り8対1での金利据え置きとなったが、イラン紛争などを受けた今後のシナリオを提示し、最悪の状況となれば強力な引き締めを行うとの姿勢を示した。これによりポンド自体が大きく買われており、ポンド円もその影響を受けている。
  
 ポンドドルはロンドン朝の1.3450ドル台から1.36ドル台まで大きく買われている。この後も押し目ではしっかりと買いが出る展開を見込んでいる。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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