株安など受けて円高優勢、今晩の米雇用統計には警戒感=東京為替概況
株安など受けて円高優勢、今晩の米雇用統計には警戒感=東京為替概況
ドル円は昨日の安値を下回るなどドル安・円高が優勢となったが、値幅は抑えられている。週末の日銀会合での利上げ見通しなどもあり、昨日から円買いが優勢。昨日は155円99銭から一時154円80銭台まで下げた後、NY午後に155円40銭前後まで反発した。少し値を落として155円20銭台で朝の取引をスタート。朝から円買いが優勢で昨日の安値を割り込み、154円70銭台を付けた後、いったん155円10銭台まで反発など、今晩の米雇用統計発表などを前に一方向の動きには警戒感が出ていた。昼にかけて再びのドル安円高で154円71銭と安値をわずかに更新。その後の戻りは154円90銭台までで、午後に154円68銭を付けるなど、円高傾向が続いた。
ユーロドルは朝から12ポイントレンジで膠着。1.1747-1.1759レンジ。ポンドドルは1.3360-1.3383の23ポイントレンジ。
ユーロ円は株安などを受けて軟調な動きとなり、朝の182円49銭から午後に181円78銭を付けた。ポンド円も同様で、朝の207円60銭前後から206円78銭を付けている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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