ドル円156.15付近、ユーロ円181.75付近、円売り優勢=ロンドン為替
ドル円156.15付近、ユーロ円181.75付近、円売り優勢=ロンドン為替
ロンドン朝方は円売りが優勢。ドル円は156.16レベル、ユーロ円は181.79レベル、ポンド円は208.17レベルなどに本日の高値を伸ばしてきている。海外勢にとって、きょう午後の衆院予算委における植田日銀総裁の発言が材料視されているようだ。
総裁は足元の長期金利について「やや速い」上昇ペースにあると指摘。その上で、例外的な急騰時には「機動的に国債買い入れの増額を行う」との見解を改めて強調した。
市場では、高市政権下の財政拡張懸念などを背景に、新発10年債利回りが一時1.97%と約18年半ぶりの高水準まで上昇している。しかし、日銀総裁が金利急騰時の抑制姿勢(国債買い入れ)を示唆したことで、日本の金利上昇余地は限定的との見方が浮上しているもよう。海外との金利差が意識され、円キャリー取引に対する安心感につながっているようだ。
USD/JPY 156.15 EUR/JPY 181.77 GBP/JPY 208.15
執筆者 : MINKABU PRESS
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