【海外市場の注目ポイント】10月の米ミシガン大学消費者信頼感速報値など
日本時間午後11時に10月の米ミシガン大学消費者信頼感速報値が発表される。大方の予想は54.0となっており、前月の55.1を下回り、3カ月続けて低下するとみられている。米ADP雇用統計によると、民間雇用者数は8月と9月に2カ月連続で減少し、9月の落ち込み幅は2023年3月以来の大きさとなった。米労働市場に悪化の兆しが見られ、こうしたことが影響し、10月の米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回る結果になるようであれば、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、欧米の中銀関係者の発言も予定されている。日本時間午後4時40分にエスクリバ・スペイン中銀総裁が会議に参加、同午後10時45分にグールズビー米シカゴ地区連銀総裁が挨拶、同11日午前2時にムサレム米セントルイス地区連銀総裁が講演する。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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