東京株式(前引け)=反発、米ハイテク株高受け先物主導で買い流入
4日前引けの日経平均株価は前営業日比517円27銭高の4万2456円16銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は9億5871万株、売買代金概算は2兆987億円。値上がり銘柄数は1120、対して値下がり銘柄数は434、変わらずは64銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は大型株中心に買い戻しが優勢だった。日経平均は一時540円あまり上昇した。前日の米国株市場では労働関連の経済指標が市場予想に届かなかったことを背景に景気敏感株の多いNYダウが下落したものの、独占禁止法を巡る裁判の判決が好感されて大幅高となったグーグルの親会社アルファベット<GOOG>をはじめとしてナスダック総合株価指数は上昇した。米ハイテク株高の流れを受け、東京市場では先物主導で全体相場が押し上げられる格好に。指数寄与度が高いAI・半導体関連の値がさ株が買われ上げ足を強めた。値上がり銘柄数は全体の7割近くとなった。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が高く、アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、フジクラ<5803>が値上がり。ファーストリテイリング<9983>も水準を切り上げた。トヨタ自動車<7203>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、東京電力ホールディングス<9501>のほか、任天堂<7974>、サンリオ<8136>も堅調だった。半面、ニデック<6594>が急落。キーエンス<6861>、信越化学工業<4063>が安く、良品計画<7453>、コナミグループ<9766>も値下がりした。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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