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【これからの見通し】先週のドル高の流れは米雇用統計で帳消しに、今週は方向性探る展開に

為替 

【これからの見通し】先週のドル高の流れは米雇用統計で帳消しに、今週は方向性探る展開に

 先週はドル高傾向が続いていた。米GDPや米ADP雇用統計の強さが当面のFRB政策金利据え置き観測を高めていた。しかし、先週末の米雇用統計で雇用者数の増加が予想以上に鈍化し、特に前回および前々回の数字が大幅に下方修正されたことが市場のサプライズを強めた。一気にドル安方向に押し戻された経緯がある。

 トランプ政権下で、関税をめぐる経済動向のみならず、統計の信頼性にまで不確実な状況が広がったようだ。ただ、米株式市場は労働市場の弱さに下落したものの、9月FRB利下げ観測が高まったことが下げ幅を抑制していた。週明けの米株先物・時間外取引は反発して取引されている。現状では、株式市場の傷口はなんとか軽いものにとどまったようだ。

 ただ、今後の市場にとっては、不透明感がかえって深まった面も指摘される。今週はそれほど目立った材料がないだけに、市場の自律的な値動きが露わとなる可能性がありそうだ。一連の混乱をやり過ごせるのかどうか、夏枯れのなかでポジション調整が強まるのか、注意してみたい一週間となりそうだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、トルコ消費者物価指数(7月)、トルコ生産者物価指数(7月)、スイス製造業PMI(7月)、米製造業新規受注(6月)、米耐久財受注(確報値)(6月)など。主要通貨にとっての注目度は低い指標にとどまる。

 発言イベント関連では、金融当局者らの目立った講演イベント予定は組まれていない。米上院は9日1日まで1カ月にわたる夏季休会に入る。米企業決算発表は、ロウズ、タイソン・フーズなどが予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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