ドル円、一時145円付近まで回復 米CPIを受けた下げ解消=NY為替
きょうの為替市場、ドル円はNY時間の早朝に145円台半ばまで上昇していたが、この日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)を受けて急速に下落し、一時144円台前半まで下落する場面が見られた。しかし、売りが一巡すると買い戻しも活発に出て、145円ちょうど付近まで戻している。
本日の米CPIを受けてFRBの年内利下げ期待は復活しているが、FRBは関税の物価への影響を気にしており、利下げへの慎重姿勢に変化はないものと見られる。来週のFOMCに向けて、委員は今週から発言を控えるブラックアウト期間に入っているが、今後の動向を更に確認したい意向とも思われる。
USD/JPY 144.95 EUR/JPY 166.18
GBP/JPY 195.86 AUD/JPY 94.45
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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