ドル円は上げ一服、午後はこの日の高値圏で推移=東京為替概況
ドル円は上げ一服、午後はこの日の高値圏で推移=東京為替概況
東京終盤のドル円は上げ一服。米国際貿易裁判所がトランプ関税の一部差し止めを命じたことから世界貿易戦争懸念が後退し、円売りドル買いにつながった。ドル円は、午前に前日NY終値比1.4円超の円安水準となる146.28付近まで一時急騰した。
その後、トランプ米大統領が判決に対して控訴すると表明したことから、ドル円は145円台後半まで伸び悩んだ。日経平均が午後に700円超まで上げ幅を拡大するとリスク選好の円売りが強まり、再び146円台に乗せる場面があったが、上値は重く、その後は再び145円台後半まで押し戻された。
クロス円は軒並み円売り優勢。ユーロ円は、午前に一時164円台に乗せたあと、午後に上値を広げ、この日の高値となる164.26付近まで上昇した。
ユーロドルは下げ渋り。朝方のドル高局面で一時1.1210付近まで下落したあと、午後は一時1.1270台まで戻した。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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