ドル円は142円台前半 上値での売り根強い=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円はNY時間かけて戻り売りが優勢となっており、142円台前半で推移している。前日のドル円はNY時間に142円ちょうど付近まで急速していたが、東京勢が休場の中、アジア時間に買い戻しも見られていた。ただ、上値でのドル売りも根強く、再び142円を試しそうな気配も出ている。
米大手証券からはドルに対して、円とユーロが特に買われると指摘。現在の投資家は通常のようにリターンだけに焦点を当てておらず、外貨準備管理者と同様に、流動性と安全性を重視しているという。流動性、安全性、リターンを基準にしたスコアカードを作成した結果、ユーロドルとドル円がドル安の最も明確な表れであることが示唆されているという。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
29日(火)
現行付近にはなし
30日(水)
142.00(17.7億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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