ユーロドル、1.13ドル台に値を落とす フランスが軟化姿勢も=NY為替
きょうのユーロドルは一旦1.14ドル台まで戻していたが、NY時間に入ってドル高が強まっていることから、1.13ドル台に値を落としている。ただ、上値追いの流れは継続しており、再度1.15ドルを試す態勢にはあるようだ。
これまでトランプ関税に強硬姿勢を示していたフランスが軟化姿勢を匂わせている。ロンバール仏財務相は23日、「EUは関税に報復せず、米国と真の自由貿易協定を結ぶことを強く望んでいる」と述べた。トランプ大統領の関税に対し、当初は強硬姿勢をとっていたフランスだが、米国に対し「ウィン・ウィン」になる環大西洋パートナーシップを呼びかけ、態度を軟化させている。
同財務相はまた、非市場的慣行や産業の生産過剰を非難する米国に同調し、米国とワシントンは共に中国に不満を感じていると述べた。
EUR/USD 1.1352 EUR/JPY 161.90 EUR/GBP 0.8562
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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