トランプ関税「一時休戦」を好感した買いの勢い続かず、ドル円146.50円台 米中バトル続く
トランプ関税「一時休戦」を好感した買いの勢い続かず、ドル円146.50円台 米中バトル続く
トランプの相互関税(中国除く)90日間一時停止を受けドル円はきのうのNY時間に急騰した、ダウも史上最大の上げ幅を記録した。ただ、勢いは続かず東京時間では調整の動きが広がっている。また、米中対立激化に対する懸念は残ったまま。ドル円は早朝の高値147.80円台から一時146.50円台に下落した。時間外で米株と原油は下落し、金は上昇している。
世界2大経済国の対立が続く限りは楽観的にはなれない。日本時間10日13時1分に中国が84%の対米報復関税を発動し、米国は125%の対中関税を発動した。トランプは中国に対する関税はこれ以上は引き上げることは考えられないとしているが、中国はさらなる報復を視野に入れている。
習近平国家主席がトランプに屈することはあり得ないのだ。

執筆者 : MINKABU PRESS
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