アジア株 香港株3年ぶり高値、DeepSeekアクセス再開や予算案受け上げ幅拡大
アジア株 香港株3年ぶり高値、DeepSeekアクセス再開や予算案受け上げ幅拡大
東京時間14:08現在
香港ハンセン指数 23749.91(+715.89 +3.11%)
中国上海総合指数 3362.63(+16.59 +0.50%)
台湾加権指数 23287.28(+1.56 +0.01%)
韓国総合株価指数 2634.89(+4.60 +0.17%)
豪ASX200指数 8239.00(-12.91 -0.16%)
インドSENSEX30種 74602.12(休場)
アジア株はまちまち。
香港株は大幅反発、約3年ぶり高値をつけている。DeepSeekが約3週間ぶりにアクセスを再開したことが好感されている。容量不足のため2月上旬からAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)へのアクセスを停止していた。また、香港政府予算案も材料視されている。
香港財政官は演説で、AI技術セクターに10億香港ドルを投資するほか、観光促進に12億香港ドルを割り当てると発表した。また、一部の不動産取引の印紙税の引き下げ、24年の給与所得税引き下げを発表、大幅な税率の引き上げ回避も明かした。
JDドットコムや美団、アリババ、シャオミ、テンセントホールディングス、快手科技、バイドゥ、レノボなどハイテク関連の上げが目立つ。旅行関連や自動車、不動産、医療品、生活必需品関連も総じて上昇している。
上海株は0.50%高。素材や不動産、資本財関連が上昇。
3月5日開催の中国全国人民代表大会(全人代)への期待が支えとなっている。中国政府はこれ以上の景気悪化を防ぐため強力な景気下支え策を打ち出すと市場は見ている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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