午後は円売り優勢、ドル円は155円に迫る=東京為替概況
午後は円売り優勢、ドル円は155円に迫る=東京為替概況
午後は円売りが優勢。ドル円は、東京午前にトランプ米大統領がBRICSに対して「米ドルに代わる通貨を模索すれば100%の関税を課す」などと発言したことからリスク回避の動きで円が買われ、一時153.92付近まで下落した。しかし、午後は一転して154.94付近まで上昇。植田日銀総裁の「基調的物価が2%に向けて徐々に高まるよう、緩和環境を維持」などの発言を受け、日銀による追加利上げ観測が後退し、円売りにつながった。
クロス円もおおむね午後に円安方向に振れ、ユーロ円は160.94付近まで、ポンド円は192.44付近まで上昇した。
ユーロドルはもみ合い。前日終値を挟んで朝から方向性の定まらない動きとなった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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