ドル円は前日の下げから反発、株高原油安などが円売り誘う=東京為替概況
ドル円は前日の下げから反発、株高原油安などが円売り誘う=東京為替概況
ドル円は昨日海外市場で4月30日以来の高値圏となる160.59円を付けるなどドル高円安が優勢な展開から、一転してドル安円高が進み159.58円と、高値から約1円の下げとなった。トランプ大統領がイランとの合意がまとまったと自身のSNSで発信したことがドル売りを誘った。その後、イランメディアが最終合意には至っていない、レッドラインは譲らないなどと報じたこともあって安値から反発が見られる中で東京市場の朝方を迎えると、東京市場に入ってもドル高円安が続く形で、160.30円台まで回復している。
昨日のNY市場で付けた91ドル台半ばから85ドル台前半まで下落したNY原油先物は、安値から少し戻すも87.00ドル前後が重くなるなど、原油安が優勢。日経平均が一時67000円台を回復するなど株高も目立ち、和平合意に向けた期待感が広がっているが、ドル円に関しては、リスク選好の円売りもあって堅調地合いを維持している。米ニュースサイト・アクシオスは60日間の停戦で合意見通しを報じた。また合意文書調印の場所としてジュネーブが示されており、米軍機が欧州に出発などとの報道も見られ、週末の停戦合意の調印に向けた期待が広がっている。
こうした中、ユーロドルやポンドドルなどはドル安圏での推移が続いた。昨日海外市場で1.1500ドル台から1.1590ドルを付けたユーロドルは、朝に1.1586ドルを付けるなど高値圏でスタートし、朝からのレンジは1.1557-1.1587ドルとなっている。ポンドドルは海外市場で1.3320ドル台から1.3430ドル台まで上昇。朝は1.3420ドル前後での推移と高値圏で始まり、その後少し調整も1.3395ドルまでと下げ幅は限定的にとどまった。
海外市場で184.60円台を付けた後、対ドルでのユーロ買いもあって185円台を回復したユーロ円は、株高、原油安を受けたリスク選好の円売りに支えられ、午後に入って185.48円を付けるなど、上昇基調が継続した。
ポンド円も海外市場での213.80円台から214円台半ば超えまでの上昇を受け、しっかりとした展開で東京市場を迎え、株高などを受けた円売りから、午後には215.00円まで上値を伸ばしている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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