ドル円は午前の下げを帳消し、午後に156.20台まで上昇=東京為替概況
ドル円は午前の下げを帳消し、午後に156.20台まで上昇=東京為替概況
東京終盤のドル円は午前の下げを帳消しにして、156円台を回復した。トランプ米大統領は、コロンビアが不法移民の強制送還の受け入れを拒否したとして、コロンビアに対し25%の関税賦課を決定。これを受けて世界的な貿易摩擦懸念が強まり、リスク回避の動きで円が買われると、ドル円は、午前に一時155.29付近まで下落した。
しかし、午後に入り、コロンビアがトランプ米大統領の条件に合意したことから、コロンビアに対する関税が保留されると伝わると下げが一服。午前の下げを帳消しにして、一転して156.20台まで上昇した。
クロス円は下げ一服。ユーロ円は162.61付近まで下落したあと下げ渋り、163.40台まで戻した。ポンド円は193.47付近まで下げたものの、午後は前日終値付近の194.60台を一時回復した。
ユーロドルは軟調。午後にこの日の安値となる1.0456付近まで下落した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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