ドル円が急落 介入実施の観測も=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円は急速に戻り売りに押され、一時155円台まで急落。前日は上値追いが強まり160円を突破。本日は一時160.70円付近まで上昇していたが、急速に下落している。
きっかけは片山財務相と三村財務官の発言だが、これまで以上にトーンを上げた発言であったことから、市場も敏感に反応した模様。片山財務相は「かねてより断固たる措置に言及をしてきたところだが、いよいよ断固たる措置を取るタイミングが近づいている」と述べていた。
ロンドン時間の短時間に一気に500ポイント程度急落したことから、実際に実弾介入を行ったとの観測も流れているが、真偽は不明。日銀が明日公表する「当座預金増減要因予想」などを見ることになりそうだ。そこで介入の気配が見られれば、来週の大型連休中は円を売りづらくなる。
海外のストラテジストからは日本の介入の可能性について「当局が警告を実行に移していても驚きではない。過去の事例を踏まえると、ドル円は154.60円付近まで下落する可能性がある」とのコメントも出ている。
また、三村財務官は市場に対し「逃げるなら最後の退避勧告だ」と発言。さらに米当局と24時間体制で連絡を取っていることも明かし、必要なら行動を取ることについてワシントン側の理解を得ている可能性を示唆していた。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は156円に観測。
30日(木)
156.00(15.4億ドル)
158.00(18.6億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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