ECB、トーンに大きな変化 典型的なスタグフレーションのジレンマ=NY為替
きょうのユーロドルは買い戻されており、1.17ドル台を回復。200日線が1.1675ドル付近に来ているが、その水準でサポートされている。一方、ユーロ円は円が急伸し、182円台に急落。日本の財務省が介入を実施したとの観測が広がっている。
本日はECBが理事会の結果を公表し、大方の予想通りに政策金利を据え置いた。ただ、声明ではインフレについて上振れリスクがあるとの認識を示す一方、景気については下振れリスクが強まっていると述べている。
これについてエコノミストからは「据え置きではあったもののトーンに大きな変化が出ている」との指摘が出ている。「インフレリスクの高まりと景気の下振れリスクの拡大の両方を認識しているが、これは典型的なスタグフレーションのジレンマだ。重要なのは、ECBは原油価格と戦うことを望んでいるのではなく、エネルギー価格ショックが賃金、物価、インフレ期待に波及するのを防ごうとしている点だ」という。「即座には必要ないように見えるが、利上げは依然としてあり得る」と語った。
EUR/USD 1.1709 EUR/JPY 183.47 EUR/GBP 0.8644
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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