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FX/為替「ドル/円、原油価格急伸でインフレ再燃の警戒感高まる」 外為どっとコム トゥデイ 2024年10月8日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年10月8日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼7日(月)の為替相場
(1):三村財務官 円安けん制発言
(2):鈍いドイツ経済の回復
(3):中東懸念で株安・原油高

▼7日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:方向感が定まらない/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

7日(月)の為替相場

期間:7日(月)午前7時00分~8日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):三村財務官 円安けん制発言

三村財務官は「投機的な動きも含めて、為替市場の動向は緊張感を持って注視する」と発言。前週末の米9月雇用統計を受けてドル/円が節目の150.00円に近付く中、円安けん制発言と受け止められたため円が上昇した。仲値公示に向けて実需の円買いも出た模様。

(2):鈍いドイツ経済の回復

独8月製造業受注は前月比-5.8%と予想(-2.0%)を超える大幅な落ち込みとなった。輸送用機器の大型受注で7月に増加(前月比+3.9%)した反動もあったが、ドイツ経済の回復が鈍いことを示す結果となった。

(3):中東懸念で株安・原油高

NY市場はイスラエルによるイランへの報復攻撃を巡る懸念がくすぶる中で株安・原油高が進行。米国債は原油の上昇と利下げ観測の後退を背景に下落し、10年債利回りは4%台を回復した。為替相場では円が全般的に強かった一方、ドルはまちまち。リスク回避ムードが漂う中で豪ドルは軟化した。

7日(月)の株・債券・商品市場

<最新の株価指数CFDレートはこちら>

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:方向感が定まらない

昨日のドル/円は終値ベースでは約0.3%下落。東京時間序盤こそ、前週末のドル買いの流れを引き継ぎ8月16日以来の149.12円前後まで上昇した。ただその後は、日本の実需勢のドル売りに押されたほか、海外時間でも前週末の上昇に対する利益確定目的のドル売りが持ち込まれた。また中東の地政学リスクの高まりを受けた株安がリスク回避の円買いを誘った面もあり、147.80円台まで下落する場面も見られた。中東情勢の悪化に伴い原油価格が過去1週間で10ドル以上上昇していることから、市場ではエネルギー価格の上昇を起因としたコストプッシュ型のインフレ再燃への警戒感が強まりつつある。そのため、足元のインフレ動向を確認したいとの思惑から10日に発表される米9月消費者物価指数(CPI)の注目度が増している。原油価格の上昇が株価の下落につながれば、クロス円主導でリスク回避の円買いにつながる可能性がある。一方で、先週末の強い米9月雇用統計の結果を受けて、米金利先物市場では11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での25bp(0.25%ポイント)利下げの織り込みが85%前後まで低下してきており、米長期金利が上昇していることがドルのサポート要因となっている。ドル/円は、米9月CPIを見極めたいとの思惑もあることから147円台から148円台を中心に方向感の定まらない動きとなりそうだ。

注目の経済指標:米貿易収支

注目のイベント:FRB高官発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

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執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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