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FX/為替「ドル/円、米大幅利下げ観測強まり約1年2カ月ぶりの水準へ下落」 外為どっとコム トゥデイ 2024年9月17日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年9月17日8時10分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼16日(月)の為替相場
(1):ユーロ圏貿易収支は予想を上回る黒字
(2):NY連銀製造業景況指数は上昇
(3):ダウ平均株価 史上最高値を更新

▼16日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:再び139円台に突入することも/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

16日(月)の為替相場

期間:16日(月)午前7時00分~17日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):ユーロ圏貿易収支は予想を上回る黒字

ユーロ圏7月貿易収支は155億ユーロの黒字(季節調整済)となり、黒字額は市場予想(150億ユーロ)を上回った。

(2):NY連銀製造業景況指数は上昇

米9月NY連銀製造業景況指数は11.5と市場予想(-4.0)を上回り、前回(-4.7)から上昇。これを受けてドルを買い戻す動きが強まった。ただ、市場は17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で50bp(0.50%ポイント)の大幅利下げが決まるとの観測を強めており、米短期金利先物の50bp利下げの織り込みは前日の50%から67%に上昇した。

(3):ダウ平均株価 史上最高値を更新

NYダウ平均株価は41700ドル台に上昇して史上最高値を更新。大幅利下げへの期待から大型株に買いが入った一方で、ハイテク株が利食い売りに押されたためナスダック総合指数は反落した。

16日(月)の株・債券・商品市場

<最新の株価指数CFDレートはこちら>

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:再び139円台に突入することも

昨日のドル/円は下方向へ行ってこい。ドル売りが先行し海外市場序盤には昨年7月末以来となる139.58円前後まで下落したが、その後は円売りが優勢となり140円台後半まで持ち直した。前営業日比0.2%の小幅安で取引を終えた。
12日に9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での50bp(0.50%)利下げの可能性について一部で報じられたことで、米金利先物は50bp利下げを7割程度織り込んだ。本日から2日間の日程で開催されるFOMC(政策金利発表は19日早朝)を見極めたいとの見方から、様子見ムードが高まりやすい。ただ、NY時間には米8月小売売上高が発表されることから、その結果次第では市場が動意付いてもおかしくないだろう。米国の国内総生産(GDP)の約7割を個人消費が占める。米8月小売売上高が予想を下回るようであれば、9月のみならず、11月のFOMCでの連続大幅利下げの可能性も浮上し、ドル/円は再び139円台に突入することも考えられる。なお市場予想は前月比-0.2%となっている。

注目の経済指標:米小売売上高

注目のイベント:米20年債入札

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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