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FX/為替「ドル/円、引き続き株価に注目 日銀副総裁の発言にも関心」 外為どっとコム トゥデイ 2024年8月7日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年8月7日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼6日(火)の為替相場
(1):RBA政策金利を据え置き
(2):日経平均株価は前日から一転!過去最大の上げ幅記録
(3):米貿易収支は赤字

▼6日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:引き続き株価に注目 日銀副総裁の発言にも関心/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

6日(火)の為替相場

期間:6日(火)午前6時10分~7日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):RBA政策金利を据え置き

豪中銀(RBA)は予想通りに政策金利を4.35%に据え置いた。声明では「基調的なインフレ率は依然として高過ぎ、最新の予測では、インフレ率が目標範囲内で持続的に推移するまでにはまだ時間がかかることが示されている」とした上で「インフレ率が目標範囲に向かって持続的に推移していると確信するまで、政策は十分に制限的である必要がある」と強調した。ブロック総裁はその後の会見で、市場の年内利下げ開始観測について「先走っている」と述べてけん制。今後6カ月について「利下げはアジェンダ(検討対象)にはなく、必要に応じて引き締めに動く用意がある」と発言した。

(2):日経平均株価は前日から一転!過去最大の上げ幅記録

日経平均株価は終値で前日比3217円高と過去最大の上げ幅を記録。前日の4451円安から一転して大幅高となった。円売りが優勢となったが、ドル/円やクロス円は株式市場の寄り付き直後に付けた午前の高値を超えられなかった。

(3):米貿易収支は赤字

米6月貿易収支は731億ドルの赤字となり、赤字額は市場予想(725億ドル)をやや上回った。輸出が前月比+1.5%、輸入は前月比+0.6%だった。

6日(火)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:引き続き株価に注目 日銀副総裁の発言にも関心

昨日のドル/円は下落一服で小幅高。前日に一時141円台まで下落した反動から買いが先行すると、日経平均株価の大幅反発を眺めて146円台を回復したが、146円台前半では戻り売りが出て伸び悩んだ。海外市場でも上値の重い展開が続いたが、株安一服で下値も堅く144~145円台を往来。終値は前日比で約20銭高い144.41円前後だった。なお、世界の株式市場はいくぶん落ち着きつつあるものの、日経平均先物が昨日の夜間取引で1200円超下落するなど、依然として不安定だ。本日も日本株を中心に世界の株式市場の動きに注目したい。株式市場が落ち着けば、ドル/円も上昇が見込める一方、株安が再開するようなら、あらためて下値を探る可能性もある。そのほか、本日は日銀の内田副総裁が函館で講演を行い、午後には記者会見も行われる。7月31日の利上げ決定後としては初めての日銀幹部の発言機会となるだけに市場の関心が集まりそうだ。

注目の経済指標:特になし

注目のイベント:日銀副総裁会見

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

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執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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