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ドル円、154円台半ばに伸び悩む 明日の重要イベントを確認したい意向=NY為替序盤

為替 

 きょうのドル円はNY時間に入って戻り売りに押されており、154円台半ばに伸び悩んでいる。きょうから日銀決定会合が始まる中、東京時間に円売りが優勢となり、ドル円は1週間ぶりに一時155円台を回復する場面が見られた。

 日銀は国債購入減額のほかに、利上げを実施との見方が海外勢中心に根強くあるが、エコノミストの間では利上げの可能性は低いと見ている向きが多い。市場もそれらを考慮した値動きをしていたのかもしれない。万一利上げがあるとしても、現行の0-0.1%を0-0.25%に変更といったところが無難なのかもしれない。

 ただ、予想通りに今回は利上げを見送ったとしても、次回の9月会合での利上げの可能性を示唆することは十分にありそうだ。

 9月会合までには4-6月のGDPの個人消費も確認できる。4-6月は賃金の上昇が概ね確認できていることから、それが個人消費に反映されているか確認したいところであろう。また、全国消費者物価指数(CPI)も7月分と8月分の2カ月分が確認できる。8月分は9月会合の結果発表当日の朝に公表される。

 米消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化の兆候を示し、それに合わせて財務省の介入観測から始まった円買戻しの動きは、ファンド勢がショート・ポジションを急速に減らしたことでさらに加速した。しかし、明日の日銀とFOMCの結果発表を前に、これまでの円ショートの調整も大方終了しているようだ。

 いずれにしろ、日銀とFOMCを受けて、ドル円がどちらに傾くか確認したい局面ではある。

 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は155円に観測されている。

30日(火)
155.00 (30.5億ドル)

2日(金)
155.00 (18.7億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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